遺恩外柵は今も進化中です その1
2024.09.09 特許外柵遺恩弊社にて新たにお墓を建てるお客様に必ずオススメしている「特許外柵遺恩」。
今年はビッグマイナーチェンジを実施しました。
その内容とは・・・
これまでは風防にポリプロピレン製のシートを貼り付けていましたが、
正面側のみ「ガラス製」としています。
これにより素材の劣化による穴あきの心配はほぼ解消しています。


以下新型のガラス風防仕様です。


そして昨年から参拝部を敷「石」ではなく「タイル」施工を積極的にオススメしています。
その理由は・・・
①石は濡れると滑りやすい。
石は磨いて光沢を出すと水に濡れた場合、摩擦係数が減っている分、非常に滑りやすいです。
②中国加工の石材は平らに磨き上げられていることはないと思ってよいです。
よって中心部はへこみ、4辺が水平なんてものは数パーセント。
また、隣り合う石どおしの高低差を合わせたうえでの目地合わせが結構大変なんです。
③磨いた石は滑るからと表面を荒らした仕上げを目にすることが多いですが、
その部分は微妙にへこんでいます。
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よって水がうっすらと溜まった状態が続きやすく乾きにくい。
↓
乾く前に砂ホコリとコケの胞子が飛んできて根を張る
↓
やがてへこんだところは育ったコケにより黒ずんでくる
↓
それらは再び雨で濡れると滑りやすくなる・・・・
を、どうにか解消したかった結果がタイル貼りです。
タイルは海外製でも工業製品ですから直角と平面度は石よりも精度が良いです。
使用しているものは外構用ですのでお墓にも問題なく使用できます。
よって滑らず汚れにくい上、見た目もGOOD!
以上のように、問題があればそれを改善する=安全・安心・長寿命が担保できるなら素材は
石である必要はない・・・そう考えるに至ったわけです。
こういった考えのもと、今後も遺恩外柵は進化し続けます!
その2 につづく。