遺恩外柵は今も進化中です その2
2024.09.20 特許外柵遺恩弊社では新規建墓において設計段階から収納庫付きベンチを標準化しています。
名付けて「PORTEION(ポルテイオン)庫」。庫は「くら」と読みます。はい、倉庫の庫です。この庫は燈明台と同じく弊社オリジナルの特許製品です。
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しかも2段構えw
よって石扉を吊る方法で私の右に出るものはいない!と思いますが、左に出るものはいるかもしれません・・・それはともかく、庫です。墓地に行くとこんな光景を目にしたことがありませんか?
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なぜこうなるかといえば答えは簡単で、「しまうところがないから」。じゃあ、しまうところを作りましょう!
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ということで、コレ がそうです。新規の場合、設置位置は墓誌の向かい側です。それはこのベンチに腰掛けた際、正面にある墓誌に刻んであるお戒名、そう、故人様とゆっくり心の中で会話してほしいから。だから「遺恩かたらい」なのです。弊社展示品によると・・・
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閉まった状態はこう。ヒンジが見えないので知らない方が見ると石の塊。しかし扉を開くと・・・
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色々入れられます。が、この構造を現実化させるためにどれだけ時間とお金を費やしたことか・・・。さらには中国工場の職人さんができる限り悩まず正確且つ製作に打ち込めるか。また、こちらで部材を組み込む際、いかに簡単に組み立てられるか・・など、すべてを計算しつくして完成させたものです。
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中身はこれくらいは余裕で入ります。
そして注目すべきはこちら。
石扉の内側面に取り付けたロウソク台のロウソクに着火することでお線香に火を点せます。以前は新聞紙などを丸めて火をつけたりしてましたね。しかしそれだと風が強い日などはなかなか線香に火が付かず、ややもすると風で飛んでいっちゃたり・・・。また、着火マンなどを毎回家から持ってきたり、場合によっては準備していたのに家から持ってくるのを忘れて途方にくれたり・・・となかなか悩ませてくれました。しかしこの「ポルテイオン 庫(くら)」ならそんなお困りごとを一気に解消してくれるはずです(ただし着火具のガスが減ったら補充してください)。あとはお花とお線香があれば支度はバッチリですね。といったわけで弊社ではお墓参りの際のお困りごとを減らし、充実したお墓参りの時間をご提供するためにこの「ポルテイオン 庫(くら)」を開発しました。新規でお墓を建てる方には必ずご提案させていただいておりますが、既存のお墓にも対応できるかと思いますのでご相談いただければ幸いです。
さらに。
新規であればベンチがなくともこんなところに収納庫が設置できます。
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![](https://porteion.com/wp/wp-content/uploads/2024/09/DSC_4129-1024x768.jpg)
以上、ご参考まで。